2026年03月01日

お金のことを知るシリーズ

売却にかかる費用(仲介手数料・登記費用・印紙代など)
不動産を売却するときには、いくつかの費用が発生します。

売却時にかかる費用

仲介手数料(最も大きな費用)

売却が成立したときに、不動産会社へ支払う成功報酬です。
法律で上限が決まっており、一般的には次の速算式で計算されます。

売却価格が800万円超の場合
[(売却価格 × 3% + 6万円) × 消費税]
例:1,000万円で売れた場合 → 39.6万円

仲介手数料は、売買契約時に半分、引渡し時に半分支払うケースが多いです。
売却費用の中で最も大きな割合を占めます。

登記費用

司法書士報酬は物件や筆数によって変わります。(移転・登録免許税・抵当権抹消など)

売買契約書の印紙税

売買契約書に貼る収入印紙の費用です。(金額は契約金額によって変わります)

住宅ローンの返済手数料

売却代金でローンを完済する場合、金融機関の手数料が発生します。

その他の費用(状況により発生)

物件の状態や売却方法によって、次のような費用が発生することがあります。

ハウスクリーニング:3〜10万円

測量費用:50〜80万円(土地境界が不明な場合)

解体費用:100〜300万円(古家付き土地で更地渡しの場合)

引越し費用:規模により変動

書類発行費用:数百円

売却後にかかる費用

譲渡所得税(利益が出た場合のみ)

売却価格が購入時より高い場合、利益に対して税金がかかります。

短期譲渡所得(5年以下)39.63

長期譲渡所得(5年超)20.315
(所得税+住民税+復興特別所得税の合計)

ただし、特例で税金がゼロになるケースもあります。

費用の全体像を把握すると安心

不動産売却で発生する主な費用は次の6つです。

・仲介手数料(最も大きい)

・登記費用(抵当権抹消など)

・印紙税

・ローン返済手数料

・譲渡所得税(利益が出た場合)

・状況に応じた実費(測量・解体・クリーニングなど)

一般的には、売却価格の4〜6%程度が目安と言われています。